サーバーセキュリティの基本設定
インターネットに公開されたサーバーは、発行直後から自動化されたログイン試行を受けます。最初に接続したときに以下のいくつかを設定しておくだけで、ほとんどの攻撃を防げます。
マイページのパスワードは、最初に発行されたパスワードです。サーバー内でパスワードを変更すると、マイページの値は合わなくなるので、新しいパスワードはパスワード管理ツールなどに別途保管してください。忘れてしまうと接続する方法がありません。
Linux(Ubuntu)サーバー
1. システムのアップデート
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
2. パスワードを変更する
passwd
現在のパスワードを入力した後、新しいパスワードを2回入力します。英字・数字・記号を混ぜて12文字以上にすることをおすすめします。
3. SSHキーでのみログインできるように変更する (推奨)
パスワードでのログインをオフにすると、パスワードの総当たり攻撃を根本から防げます。
- まずSSH接続ガイドの「SSHキーでパスワードなしで接続する」のとおりにキーを登録し、キーで接続できるか新しいウィンドウで確認します。
- 設定ファイルを開きます。
sudo nano /etc/ssh/sshd_config
PasswordAuthenticationの行を探して、次のように変更します。(先頭に#がある場合は削除します)
PasswordAuthentication no
/etc/ssh/sshd_config.d/フォルダー内のファイルにPasswordAuthentication yesがある場合は、そちらが優先して適用されるので、あわせてnoに変更します。
grep -r PasswordAuthentication /etc/ssh/sshd_config.d/
- SSHを再起動します。
sudo systemctl restart ssh
⚠️ 今接続しているウィンドウは閉じずに、新しいウィンドウでキーで接続できることを確認してから閉じてください。キーの設定が間違っていると、接続できなくなることがあります。その場合は、ブラウザーコンソール(VNC)から入って設定を元に戻せます。
4. ログイン攻撃の自動ブロック (fail2ban)
ログインに何度も失敗したIPを、自動で一定時間ブロックします。インストールするだけで、SSHの保護が標準でオンになります。
sudo apt install -y fail2ban
sudo systemctl enable --now fail2ban
5. ファイアウォール
必要なポートだけを開けておくと、より安全です。ファイアウォールのポートを開けるを参考にしてください。
6. バックアップ
セキュリティ設定とは別に、重要なデータは必ずサーバーの外にも保管しておいてください。サーバーのデータをバックアップする
Windowsサーバー
- Windows Update: 設定 → Windows Updateで更新プログラムをインストールし、再起動します。
- パスワードを変更する: リモートデスクトップで接続中に
Ctrl + Alt + End→ パスワードの変更を選択します。 - 使っていないプログラムの整理: 外部に公開する必要のないプログラム(DB管理ツールなど)は、ポートを開けません。ファイアウォールのポートを開けるを参考にしてください。
Nevvアカウントもあわせて
サーバーのパスワードとは別に、Nevvアカウントでは2段階認証をオンにしておくことをおすすめします。